GitHub Copilotで開発はどう変わる?(2)—導入編

Copilot

こんにちは!今回は「GitHub Copilotを導入する」ことに焦点を当てて、実際の導入プロセスや考慮すべきポイントを解説していきます。GitHub Copilotで開発はどう変わる?(1)— 実践レビューでは、Copilotを導入することで、どんなことが出来るようになるのかを紹介しました。Copilotを導入することで、コーディング作業の効率が大幅に向上し、開発スピードの加速やコード品質の向上が期待できます。しかし、導入にはいくつかの準備や検討事項があるため、スムーズに導入を進めるための手順をわかりやすくまとめました。

GitHub Copilot導入の準備

導入を進める前に、まずは必要な準備を整えましょう。

✅ 必要なアカウント・権限の確認

  • GitHubアカウント:GitHub Copilotを使用するには、GitHubアカウントが必要です。

✅ 利用環境の準備

  • 対応エディタ:Copilotは以下のエディタに対応しています。(2025年3月12日現在)
    • Visual Studio Code (VSCode)
    • Visual Studio
    • JetBrains IDE
    • Neovim
    • Azure Data Studio
    • Eclipse
    • Xcode
  • エディタのインストール:あらかじめ対象エディタをインストールしておきましょう。

GitHub Copilotのインストールとセットアップ

GitHub Copilotのインストール

VSCodeの場合を例に、インストール手順を説明します。

1.VSCodeを開き、拡張機能タブから「Copilot」を検索

2.「インストール」ボタンをクリック

3.インストール後にGitHub Copilotのアイコンが出てきますので押してGitHubアカウントにログイン

これだけで使えるようになります!

GitHub Copilotの料金

現在、GitHub Copilotには4つの料金プランが用意されており、それぞれに異なる機能や使用制限が設定されています。

プラン名価格対象制限
GitHub Copilot Free無料個人月2,000回のコード補完
月50回のチャット
GitHub Copilot Pro月額 $10(年払い $100)個人無制限のコード補完
GitHub Copilot Business月額 $19/ユーザー組織・企業Copilot Proの機能すべて
GitHub Copilot Enterprise月額 $39/ユーザー大企業Copilot Businessの機能すべて

※GitHub Copilot FreeとGitHub Copilot Proは、organization または Enterprise を通じて Copilot にアクセスできない個々のユーザーが利用できます。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください→GitHub Copilot のサブスクリプション プラン

まとめ

GitHub Copilotを導入することで、コーディングの効率化開発スピードの向上が期待できます。導入を成功させるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • アカウントと権限:GitHubアカウントを作成し、必要な権限があるか確認。
  • 対応エディタの準備:VSCode、Visual Studio、JetBrains IDEなどの対象エディタをインストール。
  • インストール手順:拡張機能から「Copilot」を検索 → インストール → GitHubアカウントにログイン。

また、GitHub Copilotには4つの料金プランが用意されています。個人で試す場合は「Copilot Free」または「Copilot Pro」から始めるのがおすすめです。企業で導入する場合は、ポリシー管理カスタムモデルの微調整が可能な「Copilot Business」や「Copilot Enterprise」を検討しましょう。

GitHub Copilotの導入手順を紹介いたしました。GitHub Copilotを導入してみて、作業時間の短縮コード品質の向上が実感できました!とても便利なので、おすすめです!

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